初めてのAV男優(出演編)

ある日の昼下がり、私のもとに一通のメールが届いた。
合格通知という題名で、集合場と日時、持ち物ではタオルと印鑑が記載された内容であった。
顔出しNGの方は変装グッズを用意するようにと、ご丁寧な但し書きも添えてある。

いざ、撮影現場へ!!

後日、指定された集合場所へ向かい、軒先のベンチに腰を下ろした。
予定よりも10分ほど早く着いただろうか、私はリポビタンDを片手に、タバコを燻らした。
この間、私が焦燥感に駆られていたことは、今でも鮮明に覚えている。

一般的に初のAV男優の仕事では、人前での不慣れな情事のため、射精速度に障害をきたすと言われている。
それどころか、カメラが回った瞬間、ペニスの強度は失われ、撮影どころではなくなるといったケースもしばしば。
それは無類の遅漏である私にとって、不安材料以外の何物でもなかった。

集合時間になり、待機室に足を踏み入れると、そこには10数人の中年男性が各々のペースで本番を待ち構えていた。

エロ雑誌を片手に士気を高める漢

コンビニで買ったパンを頬張り腹ごしらえをする漢

違う現場(撮影)の話を煌々とした表情で話す漢

撮影に備え、仮眠を取る漢




その際、担当者から順々にシャワーを浴びるよう指示があり、私もそれに従った。

遂に念願のホンモノのAV女優が登場!!

2時間ほど待機室で時間を潰しただろうか、遅れて姿を現した男優も揃ったところで、担当者から撮影現場へ移るよう指示を受けた。
後続に続いて撮影現場に立ち入ると、照明やカメラといった機材が立ち並び、いよいよ撮影が始まるのだという実感を覚えた。
そんな中、白のガウンを羽織った一人の女性が姿を現し、現場中央に敷かれた黒マットの上にちょこんと腰を下ろす。
どうやら彼女が今回の主演女優らしい。多少のぽっちゃり感は否めないが、顔立ちが良く、十分に合格点といったところだ。
彼女が現れたことを機に、男優の中でもベテラン格の者が、先陣を切って丸裸になると、これが始まりの合図だといわんばかりに皆も衣類を脱ぎ捨てた。
すると、現場監督からシナリオが伝えられる。

大まかな粗筋はこうだ。
女性を中心に男性が取り囲み、最初の20分ほどはフェラと手コキのみ。その後、監督のGOサインが出ると、女性の舌をめがけて発射するといったものだった。

撮影がスタート!!!

大雑把な説明が終わると、すぐさま撮影が始まった。撮影が始まると同時に私は、最前線の好位置を確保した。
男優は総勢20名、物理的に女優の両手と口を合わせても3人しか相手してもらえないのが現状である。
女優は私の右隣のペニスをしゃぶり始めると、彼女の右手が私のペニスを掴んだ。
不意の手コキに動揺と興奮が入り混じる。
2分ほど一人目のペニスをしゃぶると、次はまた違うペニスを咥え、彼女の両手は20人の男の中から異なるペニスの組み合わせを選択した。
その間、私は自分の手で我が息子を慰めるように優しくさすり続けた。
ペニスを咥えられた男が恍惚な表情を浮かべるのを目の当りした私は、彼女に向かって一歩踏み出した。
すると、ついに彼女の口は私のペニスを捕え、興奮は絶頂に達した。

私の計略はこうだった。
遅漏であるゆえ、一旦、しゃぶってもらうことにより己のペニスを鼓舞し、その後監督の指示が出るまでの間は、自慰行為によって発射に備えるというものである。

ほろ苦デビュー・・・

いざ彼女は私のペニスを口に含んだものの、両手にペニスを携え、マットの足場が悪いことも手伝って、到底正式なフェラとは言い難い、まさにただ先端を口に入れただけの状態であった。
しかし、彼女の上目使いと非現実的な状況が私のペニスを刺激し、何とも言えぬ昂揚感を与えられた。
周りの男が早く代われと言わんばかりに威圧するゆえ、3分ほど彼女の口淫を堪能した後、私は退いた。
すると、監督の指示が出されていないにも関わらず、私の意志とは無関係に、体内からペニスの先端へ向かって精液が流れ出そうとしているのが分かった。私は我に返り、必死で精液の流れを止めようと試みたが、もう遅かった・・・。

勢い良く立ちこめる精液は既にペニスの幹を経由し、先端へと向かっていた。私はとっさにペニスの穴を力いっぱい指で押さえ、放出だけは免れた。
しかし、撮影が始まってまだ10分少々。発射時刻までにはまだ時間がある。
予想外の出来事に対処法が分からない私は後方で一人茫然と立ち尽くした。
それからまた別の10分が経過した頃、監督からの指示があり、男たちは彼女を目がけて、代わる代わる発射を始めた。
依然、私はペニスを力いっぱい握りしめ、精液の流れを止めていた。
男性陣が続々と発射し終わり、彼女の前のスペースが空いたのを見計らって、空いたスペースに踏み込んだ。
イクっ…と小声をかけると、彼女は私の精液を受け止めるべく口を大きく開いた。
私はこれまで握りしめていた手を解き、射精を試みたっ!!

しかし・・・
押さえていた手からはすでに精液がこぼれ出しており、射精分の精液は残っていなかったのだ。
彼女は不思議そうな表情を浮かべて私を一瞥したが、先からは何も出てこない。

出ないものは出ないのだ・・・。

気持ちよく発射した男たちが嬉々とした表情を浮かべる中、私だけは敗戦後の選手のように肩を落とし、カメラからフェイドアウトした。
撮影が終わり、それぞれ男は服を着替え、現場を去り始めた。私は着替えを済ませ、喫煙所でタバコに火を点けると、撮影時の反省が煙のように立ち昇った。遅漏であるという自負、そして小娘のフェラではいかぬという驕りのようなものがあったのかもしれない。

私はタバコと反省のほろ苦さを噛みしめながら、撮影所を後にした…

2 件のコメント

    • コメントありがとうございます
      本番よりも口内発射の方が萌えます
      個人的にはアナル舐めが一番ですがw

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